飲んでもOK?夢の除草剤

2017年9月16日

こんにちは。應慶秀です。
この写真は、
いつも散歩している近所の草むらです。


夏草や除草剤にも生い茂る


この句、どう思います?
最近、散歩の途中に作った俳句です。

解説します。
私が毎日のように散歩しているところは、
畑あり、田んぼあり、道端の雑草あり
という郊外の風景です。

この頃、除草剤を散布してあるところが
増えたように感じます。

特に夏になってそれは一層感じられます。
雑草が勢い良く生い茂るからこそ
夏を感じるのに、草は生えていない。
生えていても、薄茶色の草むらが広がっている。

上の俳句は、
わたしの年齢のようなそんな寂しい気持ちと、
それにもかかわらず(除草剤にも関わらず)
たとえ薄茶色であっても生い茂ろうとする
雑草の強い意志のようなもの
を表そうと書いてみました。

何年か前まで、我が家のすぐそこの
交差点の角の空き地は、夏になると
雑草が伸び放題の草むらになっていました。

隣接する空き地の雑草でさえ
地主に苦情を訴えていた亡き父でしたから、
おそらく自治会の誰かが進言したのでしょう。
そこもここ数年間不気味なほど
草が生えてきません。

わたしも、初めは
すっきりして好感を持ちましたが、
真夏でもこれほどにもきれいに
草を生えさせない除草剤とは一体何なのか
と不安な気持ちが持ち上がってきます。

 


公共の場所での除草剤使用に疑問


ずっと、除草剤のことが気になっていました。
都市部でしかも駐車場や店舗、そして自分の家の周囲に
散布するのは仕方ない面があるだろうし
口出しし難いですが、
公共の場での使用はどうかなと首をひねってます。

除草剤にもいろいろあるのでしょうが、
人間の細胞に良くない影響を及ぼす物もあるそうです。

特に妊婦や子どもには警戒が必要という意見があるので、
子どもやペットが散歩や遊びで歩きそうなところには
「除草剤を撒きました」
という看板が立っている場合が多くなりました。

これも、一見
子どもを持つ親やペットの飼い主への配慮に見えますが、
言い訳にしか過ぎないと思います。

なぜなら、配慮される側から言えば、
「配慮するなら除草剤なんて撒くなよ。」
と言いたいからです。

先日、田んぼと川の土手に囲まれた中学校
の脇の道を散歩しました。
ここの校庭フェンス外側のグリーンベルトにも
看板が立っていました。

ちょうど私たちの前をおじいちゃんと小学生低学年
くらいの孫たちが散歩をしていました。
道路の右側のグリーンベルトから離れて
田んぼに面した道路左側を歩いていました。

やはり、
この風景に除草剤は似合わないなあと思いました。
広大な中学校敷地の周囲が草ぼうぼうで
誰が困るのでしょうか?

昔私が勤務していた小学校でも、
夏休みの職員作業として
広大な校庭の除草をしたことがあります。

もちろん除草剤などという発想はなかったというか、
そのような商品があまり出回っていなかったのでしょう、
教頭の命令で整地用のトンボという鉄製の器具を
自動車に繋いで引いて回って草を削り取る
ということをしたことを覚えています。

そのとき、そこまでして除草する理由を尋ねると
「近く学校訪問があるから。」という答でした。
管理職としては、
見栄え良くしておくことが仕事なのでしょう。

また、別の学校では、理科学習用に設けてある観察園の
除草を怠っているという理由で
「すぐにきれいにしなさい。」と命じられました。

私としては、
植えた作物と雑草との関係を子どもたちに見せたかった
ところですが、緑化先進校の管理職の意向に
従わざるを得ませんでした。

年のせいでしょうか、
このごろは「草ぼうぼう」に出会うと、妙に安心します。
ここの管理者は自然を愛する人なんだと思うのです。

必要なところには必要悪かもしれませんが、
除草剤は必要最小限にして、生き生きとした緑を
大切にしてもらいたいものと思います。

先日、知人が舐めても無害な除草剤を購入したと言うので、
調べてみましたら、
ベトナムでは永年の研究の結果ついに、
飲んでも無害な除草剤が完成したと、
写真入り(一本の除草剤をごくごく飲んでいる!)
で報じられていました。

ベトナム戦争で、米軍に枯葉剤を撒かれて痛い思いをした
国のことですから、嘘はないと思いたいのですが・・・。

日本国内でも、無害をキャッチフレーズにする除草剤が
結構出回ってるようですが、私には眉唾もので
にわかに信ずることができません。

というか、
やはり、草は生えさせておくか、刈るものだと思うのです。

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