介護状態にならないために筋力を鍛える

人間(というか動物一般)生きている限り
筋肉を使う必要があります。

生きている必要がなくなれば
筋肉も必要がありません。

様々な理由(病気、無気力・・)で
動かなくなると、「動く必要がない」と
脳が判断するのでしょうか、自然と
「老」に、そして「死」に向かっていくようです。

この世にまだなんらかの使命
(=なすべきこと)があれば、
その人は、なんらかの形で、即ち、
働く、運動するなどの形で動き、
筋肉を使うことになります。

この筋肉とは、
四肢の筋肉だけではなく、
内臓の筋肉や脳の筋肉のこともいいます。

定義にもよりますので、
脳みそ自体に筋肉があるとまでは言わないまでも、
五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を
動かす筋肉は頭部にあるわけです。
そして、血管も筋組織でできているのです。

これらのことは、
わたしが母を介護する中から学んだことです。

母はいまだ生きる意欲を失ってはいません。
母が生きていることは、
私たちに様々なことを学ばせ続けるという
使命があるんだなと感じています。

 

最低限手足の筋肉を鍛えておきたい

わたしは、よく6,70代の年齢の方に
「ウォーキングをして足腰を鍛えておきましょう。」
と、奨めています。

できれば、トイレくらいは最期まで
自力でしたいなと思うのが
人情ではないでしょうか。
例え身内でさえ、なかなか
下の世話まではなりたくないと
考えている方が多いのではないでしょうか。

そのためには、是が非でも足腰は
鍛えておかねばなりません。

残念ながら、母は入院後急速に
足腰が弱ってしまい、便座にも座って
いられなくなってしまいました。

今、母はベッドの上で週2回の
マッサージを感謝の思いで受けています。

おかげで足のむくみも減り、
手足の筋肉もかろうじて姿勢を保ったり、
食事の際に自力でカップを持って
口に運んだりはできています。

最後の楽しみである食事のための筋肉

次は、食事のための筋肉です。
中心となるのは舌と喉の筋肉ですが、
その前に歯も大切です。

マッサージの効果は、喉にもあるのでしょうか、
それとも、母なりに努力しているのでしょうか。
口に入れた飲食物を自力で飲み込むための
喉の筋力をかろうじて鍛えることが
できているのだと思います。

そう言えば、
テレビ番組で、誤嚥を防ぐための
飲食物の飲み込み方についてやってました。

それは、
「上を向いて飲み込まないようにする。
飲み込むときだけでも、
首を下げて飲み込むべきだ」
というものでした。

それで納得が行きました。
母はいつも飲食物を口に入れた後
しばらくうつむいているのです。
これは、偶然かもしれませんが、
誤嚥を防ぐための知恵なのです。

今では、日常の生活で唯一の楽しみ
になってしまった食事です。母にとって
喉の筋肉を鍛えることは
最も重要なことのように思えるのです。

そういう母の姿を見ているわたしたちも、
今から喉の筋肉を鍛えておかなければと思います。

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