理想的なケアマネはカウンセリング・ マインド

あなたは、
自分の性格の欠点が分かりますか?
私の性格の欠点は、相手の話をよく
聞いていないことです。

子供の頃からずっと直そうと努力し
ているつもりですが、なかなか直る
もんではありません。

そのかわり、相手が私の話を聴かな
い、理解しないでも許すことができ
ます。それは、私の長所と思います。

 

理想的なケアマネージャー

それは、傾聴するケアマネだという
ことに最近気が付きました。

ケアマネージャー(以下ケアマネ)
は、「介護支援専門員」のことで、
具体的な仕事内容は介護保険適用に
係るケアプランを作成することになります。

しかし、語義どおりならば、
「あれこれ心配しお世話をしてくれ
るお仕事」ということだと思います。

私は、これまで何人かのケアマネ
さんと出会いましたが、
どちらかと言うと、
「ケア」というよりも「マネージャー」
の方に近い方が多いように思います。
職務なので、当然といえば当然なのですが・・・。

なので、私は事務的であってもそんな
に気になることはありません。

しかし家内は、あまりに「ケア」から
遠い存在のケアマネに対して
悩んだことがありました。

 

母の施設の理想的なケアマネAさん

5年ほど前、
地域包括支援センターからの紹介で
2,3の介護施設を下見に回りました。

その結果、
今のところに決めた理由は他のもありますが、
一番の決め手は訪問した時に対応した
ケアマネの第1印象でした。

その後替わった担当ケアマネBさんが
あまりにもAさんと違いすぎていたために、
元に戻すように施設長に頼んだほどでした。
(勿論、そんな我儘は聞き入れてもらえませんでした。)

先日、
母を訪問を終えて玄関を出ようとしたところ、
久しぶりにAさんが後ろから声をかけてきました。

そのときのやり取りを詳しくお伝えする
のは省略しますが、
私は、なぜこの方はこんなにも
カウンセリングマインドなのだろうと感心しました。

まるで、魔法にかかったように私たちは
日頃の思いを吐き出してしまっている
自分に気づいたのです。

「なぜだろう?」と思い、
Aさんの行動を振りふりかえりますと、

1.笑顔で近づいてくる
2.ひたすら聞き役に回る
3.さらに聞こうとする態度になる

やはり、
笑顔で親しみを持って近づいて来る人
を拒むことはできませんよね。

その方の質問にはついつい答えてしまいます。
うなづきながら、傾聴されれば、
ついつい「言わないでおこう」と
思ったことまで言ってしまいます。

言い過ぎたと思って、話を打ち切ろう
としても、さらに追いかけるように
して聞いてくるのでまたまた話してしまいます。

癒される気持ちで
どんどん話してしまいます。

人にこんなに気持ちよく喋らせて
くれるのは、性格というよりも、
最早「才能」といえるのではないでしょうか。

昔、カウンセリングの研修を受けた時の
新鮮な衝撃を思い出します。

ただひたらす黙って相手の話を聞く
ことの難しさ、
そしてうなづいて最後まで聞いて
もらえることの気持ちよさ。

私は(多くの人は)自分のことは
聞いてもらいたいくせに、
人の話は上の空なので、よく顰蹙を買います。

傾聴できるということは、
本当に得な才能と思います。

でも、あぶないですね。
この才能、世の中には悪用する人も
いるのではないでしょうか。
例えば詐欺師がそうでしょう。

悪用と言っては言いすぎでしょうが、
恋愛やセールスに長けた人間もこの類でしょう。

若い頃一度セールスマンになって、
優秀なセールスマンと同行させて
もらったことがあります。

彼は決して立て板に水のごとし
ではありませんでした。
しばらく黙って相手の話を聞いた後、
おもむろに契約書を差し出すと、
客は黙って判子を押していました。

私も、相手の話に傾聴し、相手を癒やし、
相手の心の深い所に入っていけるような
人間になりたいと思います。

 

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