ワインの常識を覆す飲み方

ワインブームが再来しているようです。

私は昔日本では「ワイン」ではなく
「ぶどう酒」と言っていた頃から飲ん
でいます。

その頃高価だったものも、今では安く
飲めるいい時代になりました。

安くなったということは、購買層が広
がったということでしょう。特に、女
性のファンが増えているようですね。


私が教わったワインの飲み方


といっても、マナーのことではありま
せん。美味しく飲むのはどうしたら良
いかということです。(もちろん、そ
れにはマナーも含まれるでしょう
が・・・)

1.白ワインは冷やして飲み、赤ワイ
ンは室温で飲む。
2.赤ワインは、栓を抜いてからしば
らくそのまま置いておく。
3.赤ワインは広い口のグラスで飲む
4.たとえ高級ワインでも、保存状態
の悪いものは買わない。


ワインの適温


ワインには、飲み頃の適温があるとい
うことです。概して、醸造酒は素材本
来の香りを愉しむものが多いので、あ
まり冷やしすぎると、美味しい味もわ
からなくなってしまいます。

私のワインの師匠でもあった元勤務先
ワイン輸入会社の社長は、「キンキ
ンに冷やせば石油でも飲める。」と言
っていました。

CMで「キンキンに冷やして飲
もう」などと言っているのは、味に自
信がないからであります。

なので、白ワインだからと言って冷蔵
庫で0℃で冷やしたものを出してすぐ
に飲むなどというのはもったいないか
もしれません。高級なものであれば特
に。

ちなみに、赤ワインの適温である「室
温」というのは、15~18℃です。
夏場であれば、やはり少し冷やしたほ
うがいいのかもしれません。

また、赤ワインをしばらくそのままで
置いておくというのは、例えば冷蔵庫
から出して室温になるまで待つという
意味もあるでしょう。

4.に挙げた保存状態についてですが、
これは、たとえ高級ワインでも、
真夏に保冷施設のないところで保存
するような扱いをすれば「酢」と同じ
ものになってしまうということです。


酸化させて飲む


私が教わったのは、「赤ワインは、し
ばらく置いて空気になじませる。」
ということでした。

酸化させるためにそうするのです。

また、広口のグラスを使うのも空気を
多く取り入れるためと聞きました。

「デキャンタージュ」と言って、
ワインボトルからデキャンタに移し替
えて飲む場合がありますが、
それも、空気を取りいれるためにやっ
ているわけです。

そして、「スワリング」という言葉も
あります。即ち、グラスを回して飲む
やり方です。これも、空気を取りいれ
ているわけです。

ところが、最近とんでもない酸化のさ
せ方を知りました。


「一度栓を抜き、再び栓をしてボトル
を振る。」


というのです!

しかも、泡立つくらいに振る。
たしかに、空気がしっかり入るでしょ
う。

しかし、これがおいしいのです!
はっきりと、振ったのと振らないのと
の違いがわかります。

ただし、これには条件があるようです。

1.若いワインであること

若いもの(2,3年以内のもの)は、
酸化させると3倍美味しくなるそう
です。若いものは、概して安価です
が、若いから安物とは限りません。
ワインの価値は、生産者、生産地、
生産年によって決まります。

2.高級ワインの場合は微妙

①何年も保存されると澱がたまって
くるので、降るとそれが混ざって
しまう。
②そもそも、長い年月で酸化は進ん
でいる。その微妙な参加の度合い
を愉しむという考え方。

日本酒も振って飲むとおいしくなる?

わたしはまだ試していませんが、
日本酒の中にも、振ってから飲むと
美味しいものがあるそうですよ。

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