祈りの効果はすでに証明されて いる

2018年10月23日

祈り」に効果はあるのか?

あるのです!
科学的にすでに証明されている
のです。

以前,車中で何気なくラジオを
聞いていたら,「祈り」につい
て研究している学者のお話であ
ることが分かりました。

彼は,村上和雄先生
または,棚次正和先生
と言っていました。

なぜはっきりと名前を憶えてい
るかというと,すぐに著書を探
して購入してあるからです。

印象に残ったことは,
すでにアメリカではさまざまな
祈りに関する研究がなされてい
て,当然多くの実験が行われ,
多くの論文が発表されていると
いう事実でした。

私の中では,「祈り」という言
葉は「信仰」もしくは「宗教」
という範疇にあるものとばかり
思っていましたから,すでに科
学的なアプローチが進んでいた
ことを知り,驚いたのでした。


1.「祈りとは


ところで,「祈り」とは一体何
なのでしょうか?
「祈り」の定義は次のとおりです。

【ウィキペディア】
神聖視する対象に何らかの実現
を請う行動

【国語辞典】
1.神や仏に願う。
「家内安全を神仏に―」
2.心から望む。希望する。
「御成功を―」

【語源】
「神聖な言葉を発する」という
意味の「ノル(宣る、告る)」
に、「神聖なもの」という意味
の「イ」を付けた言葉


語源を知ると,すっきりと納得
できますね。

単なる「願う」との大きな違い
が,お願いする対象ということ
になります。

対象が「神聖なもの」なので,
宗教と結びつくことになるわけ
です。

宗教と科学は,相対立する概念
として捉えられてきましたから
,長く「祈り」が研究の対象か
ら遠ざけられていたのでしょう。

科学によって暴かれると不利益
を被る低級な宗教は,「祈り」
を対象とする研究が進むことを
恐れてきたのでしょう。

しかし,宗教離れが進んでくる
と,今度は自分たちの保身のた
めという理由から科学を利用し
ようという流れができ始めてい
るようです。

それはさておき,
人間だれしも,即ち特定の宗教
を信じている自覚を持たないも
のでも,何かしらの「神聖なも
の」を感じ,あるいは経験して
いると思います。

そして,
信仰心があるなしにかかわらず
,多くの祈りの体験を触れるに
つれて,何かがあるのではない
かと考えることは,ごく自然な
ことでしょう。

「祈り」で病気が治る!

祈りの効果に気づき始めたのは
,医者でした。

日々さまざまな患者と接してい
るうちに,祈りによる効果の体
験談を何度も聞くようになりま
す。

そのうち,プラシーボ(偽薬)
の効果などというものも常識と
なってきました。

このような状況になってくれば
,研究してみようという学者が
現れるのも,自然な流れです。

そして,現在ではアメリカ国内
の医師の約半数が自分の治療に
「祈り」を取り入れているとい
時代になっているのです。

当然,日本でも冒頭の先生方の
ような学者が研究をしているわ
けです。

全世界では,1200例以上の
『祈り』に関する研究データが
次々に確認されていますが、医
学と科学、そして宗教を超えた
その驚きの研究結果に、世界中
の人々の間に、『祈り』に関心
が高めまっています。

病気だけではない祈りの効果

アメリカの医師ラリー・ドッシ
ー先生は,2009年に次のよ
うな実験をしました。

2009年9月、当時、スリランカ
は内戦状態にありました。
少数民族と政府軍が対立してい
たのです。

ものすごい戦争がありました。
その時に全世界1万8000人に呼
び掛けて、Web上で、また地域
に行って、「スリランカの人々
が平和になりますように」と心
からお祈りをしました。

すると,9/17、祈った直後、
死者数が74%、負傷者数が43%減
ったのです。これが祈った後に
ずっとつづいたのです。

1993年には,ワシントンで4000
名の瞑想実験がされました。

瞑想して直後、犯罪率がぐっと
24%減りました。2ヶ月間の瞑想
中ずっと減ったそうです。

ところが、瞑想してた人たちが
解散すると,また増えだしまし
た。

祈りの研究の今後

村上・棚次両先生共著の「人は
何のために『祈る』のか」は,
こちらです。

ドッシー先生の著作は,こちらです。

ところで,両著作を読んでの私
の簡単な感想を書いてまとめと
したいと思います。

ひとつには,研究がさらに深ま
っていくことへ大いに期待した
いと思います。

というのも,まだまだ祈りの対
象が狭いのを感じます。
確かに病気を治す力になるでし
ょう。

しかし,どんな病気をも治せる
わけではないと思います。
例えば,仏教では業病という概
念があり,業病ばかりは仏法に
よるしかないと説いています。

著作に依れば,どんな宗教でも
いいようなことが書いてありま
す。祈り方が違っても効力があ
るようなことが書いてあります。

それでは,プラシーボや「鰯の
頭も信心から」という考えと同
じになってしまいます。

ゆえに,祈り方の違いについて
の研究も深めてほしいと思いま
す。

そして,ドッシー先生は「悪し
き祈り」や「呪い」の効用にも
触れていましたが,ここのとこ
ろは納得がいきませんでした。

究極的には,どの祈り方(即ち
どの宗教)が正しいのかという
ところまで研究を進めていただ
きたいと思いました。

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