大腸内視鏡検査入門・手術体験記

2018年12月22日

一定の年齢になると,大腸の検査で引
っかかる割合が高くなります。

日本人のガン罹患率から言っても,
男女ともに1,2位を争うほどですから,
検査に引っかかって,再検査というこ
とになり,内視鏡検査を受ける人が増
えました。

本サイトでは,これから内視鏡検査を
受ける方のために,わたしの体験を交
えてその概要をお伝えします。

内視鏡による大腸がん検査

大腸がんの検査には、
便潜血検査、即ち、
大便の中に含まれる出血を調べるとい
う方法もあります。

この方が手軽で費用もほとんどかかり
ませんので、集団検査ではよく用いら
れます。

まずこの検査をして、そこで異状が発
見されたら内視鏡の検査をしてもらう
というのが普通の考え方のようです。

わたしもここの所そうしていますが、
来年あたりは、やはり内視鏡で見て
もらおうと思っています。

また、人間ドックの項目に含まれてい
る場合があります。必須ではなくオプ
ションだったように記憶していますが、
わたしの内視鏡体験の最初は、やはり
人間ドックでした。

そのような機会がある方は、進んで検
査を受けることをお薦めしたいと思い
ます。発見は早いにこしたことはあり
ませんから。


内視鏡検査の流れ

1.大腸内の洗浄
2.検査
3.(手術)

1.大腸内の洗浄

検査の際、腸内に物が詰まっていては
検査できませんので、何もない状態に
なるまで、下剤→排泄を繰り返します。

やはり、検査になった時、少しでも
残っていると、黄色っぽいせいか恥ず
かしいものです。逆に、ほとんど何も
残ってない状態ですと、腸内の美しさ
に感動したりします。

病院が自宅から近い場合は、これを自
宅ですることも可能ですが、
通常はこれを病院で行います。

人間ドックの場合など大抵は、個室を
与えられて、TVでも見ながら時間をか
けてこの作業をします。

2Lほど飲みきらなければいけません
ので、2時間以上はかかったように
思います。

慣れてくると、本番の検査よりもこの
時間のほうが辛く感じます。

腸内のものをだいたい出し切って、色
がなくなったら看護師さんにそれを見
てもらい、OKをもらって終了です。

2.検査

入室すると、まず、麻酔注射を打った
ように思います。打たない場合(医
師)もあったように記憶しています。

その後、専用のベッドに横になるよう
指示があります。

わたしは男性ですから、そのときの看
護師が女性ですとやはり嫌な気持ちに
なります。(若ければ若いほど・・)

まさか、患者が女性の場合は看護師が
男性などど言うことはないと思います
が、担当医師はどうか分かりませんの
で、事前に確認することをおすすめし
ます。

始めに、(後ろに穴の空いたパンツか
ら指を入れられて)お尻の肛門付近に
グリスを塗られます。これが女性看護
師ですとやはり反射的に引いてしまい
ます。)

いよいよ、内視鏡が入ってきます。

内視鏡が進入する様子をモニターで確
認できます。

医師の上手い下手というのもあるかも
しれません。麻酔の有無もあるかもし
れませんが、そんなに痛いものではあ
りません。

その痛さを形容するなら、お腹が張っ
た時の痛さと思えばいいと思います。
なので、慣れれば痛いとは思わないの
ではないでしょうか。

それよりも、大腸内即ち我が身の内側
の美しさに感動します。

ポリープが発見されるとちょっとがっ
かりしますが、それも可愛いものです。

大腸内を一周すると終わりです。

3.手術

ポリープを取るときは、「とっておき
ますか?」と、聞いてきます。聞いて
くるということは、判断は任せるとい
うことです。

取ると判断する場合は、
保険絡みもありますので、「手術とい
うことですか。」と、確認すべきでし
ょう。

ポリープは内視鏡の先についている電
線のようなもので瞬時に取ってしまい
ます。

とったとしても、30分とかからない
時間で終わりです。

 


大腸ポリープ 内視鏡手術体験記


1.人間ドックでポリープを発見

何回目の人間ドックか忘れましたが、
そのときに大腸のポリープを発見しました。

周囲の人に聞くと、そんなことは
ざらにあることで、中にはいくつも
発見される方もいるようです。

大腸ポリープには、
腫瘍性と非腫瘍性があり、非腫瘍性
のものは、ほとんどガン化すること
はないと言いますから、いくつでき
ていても心配はないかもしれません
が、定期的に検査を受けたほうが
良いとのことです。

2.内視鏡検査でポリープを切除

その助言に従って、専門医のところ
で検査した時に、
またポリープを発見しました。

これが、今度はさらりと
「ガン化してましたね。」
と言われました。

腫瘍性のものでも80%は
腺腫という良性のものだそうですが
ガン化している場合があるから
定期的に診てもらったほうが良い
というのは、このことだったと
思いました。

 

3.内視鏡検査でカルチノイドを発見

というわけで、
2,3年経ってまた検査すると、
今度は、カルチノイドを発見したので
「癌センター行ってください。」と
またまたサラリと言われました。

「癌センター」と聞くと、
私の古いイメージでは、かなりヤバイ
状況で少々落ち込みました。

カルチノイドというものが今でも
よく理解できないのですが、
ガンではないがガンに似ているので
「ガンもどき」と呼ぶそうです。

ガンではないけど、
癌センターの受け持ち範囲ですか?
そして、保険会社は「悪性新生物」
扱いのようです。

そのときの医師の話では、
ほとんどは切除してしまえば問題ない
が、まれに転移して死に至る場合も
あると脅されました。

4.癌センターでカルチノイドを切除

しかし、癌センターを訪ねてみますと、
大勢の数の人たちが集まっていました。

これまで、人間ドックにしても
専門医のところにしても
ほかに一緒に内視鏡の検査や手術を
待っている人などいた記憶がなかっ
たのですが、このときは少なくとも
20人程度の人が集まっていたように思います。

大腸の洗浄をするブース(単なる
トイレだったと思いますが)が
何箇所もあって、他の方が使って
いる間待っている待合室の様子が
何だか、たとえが悪いのですが、
強制収容所のようなイメージで、
変な雰囲気でした。

それほど、「多いんだな。」とも
「ガンなんて普通のことなんだ。」と
安心したりもしました。

どのくらい待たされたかは忘れました
が、手術はあっさりしたものでした。

いつもの内視鏡よりも大き目で
強力な感じはしましたが、
やはり内視鏡だけでの切除でした。

しかも、直腸に差し込むだけでした
ので、いつもより時間は短かったと
思います。

それに加え、見習いの医師が
偉い先生の指示のもと手術した様子
が分かり、尚更緊張感が欠けていました。

内視鏡で大腸ポリープをとると
保険がおりる!?

知人から聞いた話ですが、
「内視鏡でポリープを取って
保険金をもらった。」とのこと。

えっ?!

私は驚きました。
まだ生命保険に入っていたとき、
2,3度手術を受けていたからです。

しまったと思いました。
それから、生命保険のセールス電話
にも、スーパーなどにおいてある
パンフレットにも興味をもつ
ようになりました。

ポリープと生命保険

私は、
検査でポリープが発見されたときと
「様子を見ましょう。」と言われて
2年ほどして内視鏡で見た結果
切除した経験とがあります。

そのときは、さらりと
「がん化してましたね。」と言われ
耳を疑いました。

また、「直腸にカルチノイドができて
いるので、癌センターに行って
ください。」と言われて、そこで手術
を受けたこともあります。

保険会社のかたの説明は、どうも
会社によって違うように思います。

まず、がん保険ですが、
私は「カルチノイド」と言っただけで
まず、「がん保険は無理」
と即答されました。

カルチノイドは「ガンもどき」と言われ
ガンではないのですが、「悪性新生物」
に含むと判断している保険商品が多いようです。

それでも、商品によっては、OKの
ものもあるようなので 、
カスタマーセンターに確認することが
一番のようですね。

良性のポリープでも保険がおりる?!

ところで、私の場合は悪性の場合も
あったわけですが、発見される
ポリープのほとんどは良性です。

大腸ポリープは、大きく腫瘍性と
非腫瘍性に分類され、腫瘍性は
ほとんどが良性、腫瘍性でも
70%は良性だそうです。

そうした良性のポリープでも
保険がおりるとはどういうこと
でしょうか。

それは、内視鏡による切除が
「検査」だったのか、それとも
手術だったのかによる違いのようです。

こうなると、担当の医師か会計で
確認する必要がありそうですね。

これから、
内視鏡検査をする予定のある方
がん保険や医療保険を検討している方
は、
医療の内容と保険商品の内容の
両方を確認してから臨むべきでしょう。

そして,ポリープが発見されることを
予測して,事前に保険に入っておき,
そのポリープが良性なのか悪性なのか,
検査として切除したのか,手術として
切除したのかを確認するようにしましょう。