マッサージ 私の実践

2019年1月14日

マッサージの種類

「マッサージ」は、フランス語です。
日本では、あんま(按摩)と言ってい
ました。

日本には昔から按摩とか指圧とかがあります。
法的には、「按摩・マッサージ」として捉えています。

按摩もマッサージも歴史は長いのですが、
今では言葉が違うだけで内容にさほど
差はありませんし、法的にも厳密な区別
を設けているわけではありません。

いずれにせよ、鍼灸・針とは異なり、
素手で行う施術ですね。

洋の東西を問わず、
人類発祥の頃から「気持ちいい」施術として
続けられているわけです。

私の母は毎週2度出張マッサージをしてもらっています。
車いす生活になってから筋力などの機能を
少しでも保とうと思ったからです。

 

 

 

 

 

 

母がマッサージを受けているのを見ている内に
気づいたことは、マッサージには、
「さする」「揉む」「押す」「曲げる」という種類があることです。

母は痛がることもあるので
「さする」施術が多いように思います。


さするマッサージ・リンパマッサージ

私は、「さする」程度のマッサージが
どれほどの効果があるのか不審に思っ
ていましたが、最近リンパマッサージ
が注目されているのを知りました。

リンパ(液)の中のリンパ球には、老
廃物や体内に侵入した細菌やウィルス
を排出する働きがあります。

リンパマッサージはそれらのを運ぶリ
ンパ液の流れを良くする効果があるの
です。

肩甲骨のところのくぼみあたりが
リンパの中心ということで、
ここから始めます。

皮膚の下のリンパを流す気持ちで優し
くさするようにマッサージします。

母が気持ちよさそうにしていたり、足
のむくみがほとんどなくなっているの
を見ると、その効果を実感できます。

また、西洋やタイ、インドなどで行わ
れているマッサージの殆どが、これに
当たるのではないかと思います。

なぜなら、肌にオイルなどを塗って摩
擦するように施術することが多いから
です。

私も毎晩お風呂に入った時に、
意識してこれを行っています。

なぜ、入浴時が良いのかというと、
石鹸で肌の上を指が滑りやすいからです。
それほど、これは優しく撫でるように
やらなければいけないということです。

わたしは、脇の下とお腹、
脚のつけねとふくらはぎを
意識してマッサージしています。

足のむくみでずっと悩んでいた母も、
ふくらはぎのマッサージのおかげか、
このごろむくみが殆どなくなってきました。

次に「曲げる」ですが、
これは、可動域訓練とも言います。
本来のマッサージのイメージとは違い、
医学的・理学的、リハビリ的なイメージです。

しかし、現代のマッサージ師は
これを取り入れているようです。

歩けなくなってますます筋力が衰えている
老人には、特に意識して筋肉や関節を動かすことが
更に衰えさせないためにも必要なことです。

母のマッサージ師は、
手、手指、肩関節、肘、足、膝、股関節を
毎回、曲げたり伸ばしたりしてくれます。

肌に直接か衣服の上からか

区別があるとすれば、
マッサージは元来、肌(皮膚)に直接
施すのに対して、あんまは衣服の上か
ら施すのが普通です。

私の母がマッサージを受ける時、必ず
初めにタオルを渡します。母のマッ
サージ師は、そのタオル(手ぬぐい)
の上からマッサージを施します。

痛みを伴うかどうか

指や掌に体重をかけるかどうか
という分け方もあります。
強く押すという施術は危険が伴うので
医療行為とみなし、これを行うには法
的な許可が必要な場合があるようです。

また、関節や筋肉に働きかける施術も
ときには痛みを伴いますが、整形外科
で理学療法士がよく行うと思います。

母はこれを嫌っていましたが、
今の訪問マッサージ師もこれを勉強し
ていて、肩関節を動かしたり手足の曲
げ伸ばしをしたりします。ときどき、
母は「痛い」と言ってます。

なので、母のマッサージ師のほとんど
の施術は、摩擦する(さする)、揉む、
軽く押すといった内容です。


内臓マッサージ


内臓にも凝りがあるといいます。
肩こりなどは内臓のコリから来ている
そうです。

また、内臓をマッサージすることで
血行を促進し、副交感神経を活発にし、
白血球を増やすことから
内臓自体にも良い影響を与え、ダイエ
ット美容にもつながるようです。

1.腸マッサージ、腸もみ

便秘解消を目的として「腸もみ」が
行われているようです。ただし、痛
みが伴うことがあるので効果を疑問
視する人もいます。
しかし、さする程度の気持ち良いレ
ベルのマッサージなら良いのではな
いでしょうか。

2.肝臓マッサージ

肋骨下の横隔膜あたりに手指を差し
込むようにして揉むと肝臓を鍛えら
れるといいます。

3.腎臓マッサージ

肋骨と骨盤の間、へそから背中側ま
でグー(こぶし)でぐるりと揉むと、
腎臓が鍛えられるといいます。


お風呂でマッサージ

私はお風呂でマッサージをしています。
それを始めたきっかけは、「体は強く
こするように洗うと、肌を痛めてしま
う。」ということを知ったからです。

軽く体にシャボンを塗ったら、手のひ
らで全身を摩擦するように洗っていま
す。ちょうど、顔や手を洗うときのよ
うに。

洗う順番は、リンパマッサージのよう
に、鎖骨付近から始めます。そして、
全身にリンパを流すように肌を洗いま
す。


マッサージ体験記


施設でお世話になっている母は、
毎週通ってくる業者にマッサージをしてもらっています。
そのマッサージ師にマッサージをしてもらっているとき
の母の表情は実に気持ちよさそうです。

実は以前母はマッサージが嫌いでした。
家にいた頃脚のむくみに悩んでいて、
何かにつけ、脚の痛みを訴えていました。

いわゆる「あんま・マッサージ」だと費用が高めにつくので、
母をリハビリ付きの整形外科医に連れていったことがありました。

それは、かつて私自身が整形外科で痛みを治療した
ことがあるという経験からの選択でした。

母のリハビリのときは、立ち会っていませんでしたので、
どのような施術かは分かりませんが、
母は「もう二度と来ない。」と言ったほどやり方が荒かったようです。

整形外科にもいろいろあるようですね。
「マッサージ」と聞くと,母には「もむ」「痛い」という
イメージが刷りこまれてしまったために,
今お世話になっているマッサージ師も気を使って
「マッサージ」」という言葉を使わずに
「体を動かしていきましょう。」という言葉かけから始めています。

また,常に母の表情を観察し、
その上、「これからこの関節を伸ばしますね。」とか
「痛くないですか。」などの言葉掛けを常に怠らない
ことを見ていると感心します。

まとめますと,
やはり、科学的な見立てと治療はもちろん必要と思いますが、
いわゆる「手当て」とか「看護」というように
実際に触れて見守って声をかけるという作業が
いかに「治療」となっているかが、
あらためて思い知らされるのです。